STEP4
骨盤・O脚矯正
芦原先生
「では続いて、矯正に入りますね。あぁ、やっぱり骨盤が少しずれているようですね。左右の足の長さが違います。力を抜いてください。僕の方を向いて横向きになってください。足の長さが違うのは気がついていましたか?」
木原さん
「いや、何となく歩きにくかったです」
芦原先生
「では膝を曲げます。下の手を引っ張りますね。力を抜いてください。」
※1回グッと押します。
芦原先生
「大丈夫ですか?」
木原さん
「はい。痛くはないんですけどちょっとびっくりしました。」
芦原先生
「それじゃあ、反対やりますね。・・・はい。終わりです。今のが骨盤の矯正になります。次に仰向けになってください。最初に触ったこの出っ張りを見てもらったら分かるんですが、最初と比べてどうですか?」
木原さん
「ちょっとすっきり?」
芦原先生
「今の矯正で幅が狭くなっているので、さっきの出っ張りが取れています。骨盤の矯正をしてゆがみが取れた感じですね。それだけで骨盤の幅が狭くなるんです。骨盤が広がるとその下でつながっている股関節も広がってしまいます。出っ張りができてしまうんですよ。本当は足の真ん中に体重がかかっていなければいけないんですが、骨盤と股関節が広がっていますから、いやでも外側に体重がかかってしまうので、余分な筋肉・脂肪がすごく付きやすいんです。」
木原さん
「ふ〜ん、そうなんだ」
芦原先生
「では足を伸ばしてください。これはちょっと痛いかもしれませんが、力を抜いてくださいね。」
木原さん
「はい」
芦原先生
「はい、大丈夫でしょうか?今ここがコキって鳴りましたよね。これはこの気になっている出っ張りを内側に戻してあげた音なんですよ。膝下はこのように曲がっていますが、なぜこれが曲がっているかというと、骨が曲がっているからではなく、外側に体重がかかっているからです。だからここの脛の骨は、体重がかかってしまって、外側にずれちゃってるんですよ。その上に筋肉が付いてしまっているから、このように曲がってるんです。だから、骨自体はまっすぐなので、矯正してあげて、筋肉が全体的に付くようになったら、膝下がまっすぐになってきますから。治り方としては先に膝がくっつく感じで、その後膝下って感じです。O脚を治して行くに従って、今まで使ってきたO脚用の筋肉とか、無駄な筋肉とか、脂肪とかが要らなくなると思います。で、内側の脂肪が要らなくなる代わりに筋肉が付いてきます。そうすると足が細くなったりしますね。」
「両膝を曲げてください。内側の筋肉が弱いので、鍛えていきますから、僕はこういう風に持っています。こうやって膝を持っているので膝と膝をくっつけるように内にグーっと力を入れてください。僕が抵抗をうけるような感じで。では一回やってみます。一度グーっと力を入れてください。はいいいですよ。では、ちょっとやります。」
木原さん
「はい」
※膝に力をこめる
芦原先生
「あ、でも結構力ありますね。これで立った時に膝が付かないっていうのは、相当膝が硬いということですね!それでゆがみもそれなりにあるってことですね。では続いて顔の矯正に入ります。」